2024年7月にカプコンから発売された「祇(くにつがみ)」。
アクションとタワーディフェンスを組み合わせたゲームで、個人的に結構楽しめました。
トロコンは2周目までしないとできませんが、ひとまず1周目のエンディングまでプレイしたので現時点での感想を書きます。トロコンしたらまた全体の感想を追記します。
(追記)トロコンしました。
目次
どんなゲーム?
これは、新たな〝神〟の物語
『祇(くにつがみ):Path of the Goddess』は独創的な“和”の世界観の中、
「アクションと戦略」を楽しむ1人プレイ専用の神楽戦略活劇。
穢れに覆われてしまった山村を舞台に昼には 村の浄化と迎撃の準備に知恵を絞り
夜には 襲いかかる異形を鎮め、巫女を護りぬく。
山の“穢れ”を祓い、平穏を取り戻すまで幾多もの昼夜が繰り返される…。引用元:祇(くにつがみ)公式サイト
各ステージはお昼と夜のフェイズに分かれており、お昼の間にプレイヤーは村の穢れを祓ったり村人を救出します。
夜になると鳥居から畏哭(いこく)と呼ばれる敵が出現するので、村人たちと協力し巫女の「世代」を護ります。
鳥居まで世代を導き、穢れを祓えばステージクリアです。
トロコンまでにかかった時間
トロコンまでにかかった時間は48時間ほどでした。攻略記事を書いているとステージをやり直したりするので、実際はもう少し早くできると思います。
2周目は職や強化状態を引き継いでいるので、追加ミッションはそこまで難しく感じませんでした。
1周目
プレイ時間 | 達成状況 |
---|---|
22時間 | トロフィー獲得数:36/48 ミッションの達成率:約70% |
22時間ほどでエンディングを迎えました。ミッションの達成率は7割程度です。
ムービー自体はほとんどなく、時間やステージ数だけ見るとボリュームは少ないと感じるかもしれませんが、ミッションをクリアするために戦略を練ったりするので遊びごたえは十分にあるゲームです。
2周目は以下の引継ぎ要素があります。
- プレイヤーの強化状態
- 村人の職、強化状態
- 拠点の復興状況(ステージクリア後)
- 鍔、魔像(プレイヤーの装備品)の取得状況
- 1周目のミッションの達成状況
一般的な「つよくてニューゲーム」ってやつです。加えて2周目は敵の配置が変わり、序盤でも難しい局面があります。
鍔や魔像がもらえるミッションをクリアしてから2周目を開始した方が良いなと感じました。中には運ゲーのミッションもあるので…
2周目以降は2つ追加され、合計5つのミッションになります。
ほとんどが1回で達成できない(1つ達成するともう1つは不可能になるなど)ので、敵の配置が変わる前にやっておいた方が吉です。
2周目の開始時点ではトロフィー、ミッションの達成率は以下の通りになりました。
プレイ時間 | 達成状況 |
---|---|
29時間 | トロフィー獲得数:40/48 ミッションの達成率(1周目で可能なもの):100% |
2周目
追加のお話、と言うかここまでが本編。
裏ボスというか真のラスボスと戦います。
ここではネタバレになるので多くは語りませんが、ゲーム性がここだけ違うというか、「めんどくさい」を濃縮還元したというか…まあ、筆者のプレイヤースキルが低いだけなんですけどね。
ほとんど隙が無い、多段ヒット広範囲の遠距離にあたるとだいたい即死と、ずっと俺のターンしてます。死にゲーに耐性が無いと辛いかも。鍔と式神召喚ゲーになりがち。
多くを語るゲームではないので、他の方の考察などを見ていると「なるほど」と思うこともあって、非常に面白いです。
絵馬や絵だけでは分からないことも多いので、設定資料集とか出してほしい。買う。
難しいトロフィー
トロコンするにあたって、ハードルが高いのが以下だと思います。一番は「終幕」だとおもいますが、「常山の蛇勢」も難しいミッションはいくつかあります。
終幕
条件:**を祓う
2周目の追加ボスを倒すと獲得できます。これが最も難しいと思います。
常山の蛇勢
条件:2周目も含めて全てのステージのミッションをクリアする
2周目も含めた全ミッションをクリアする必要があります。こちらは順次攻略記事を書いているので、難しいと感じる方は参考にしてください。
知勇兼備
条件:同じ周回内で大参道までの全ての強力な畏哭を合計20分以内に祓う
宗や村人を強化すれば、そこまで苦労はしませんでした。手水舎や鍔、式神召喚など使えるものは使いましょう。
生類憐みの宗
条件:拠点にいる動物と20回ふれあう
難しいというより気づきにくいトロフィー。猫ちゃんをなでなでしましょう。
森へお帰り
条件:穢された野生動物を200匹助ける
こちらも気づきにくいトロフィー。カプコン製のイノシシはとにかくプレイヤーに突進してくる。森へ帰ってどうぞ。こちらは2周目の序盤で獲得しました。
よかったところ
アクションとタワーディフェンスのバランスがよかった
どこまで霊道を引くか?どの職でどのように配置するか?どこに設備を置くか?昼の間にどのように準備をするかで難易度が大きく変わるゲームです。
多くのステージが2マップで構成されており、2マップ目に到達したときはお昼過ぎになることが多いです。
1マップ目で世代をどこまで進めれば、2マップ目到達時に昼の時間を確保できるか?など考えながら進めないと、ろくに戦力の補強や設備の修理が間に合わず詰みになることも。
最序盤はプレイヤーが頑張ればなんとでもなりますが、ステージを進めていくと村人の力なしではどう頑張ってもクリアできません。
村人をカバーしたりカバーしてもらったりと、アクションと味方の采配を同時にこなすのは楽しかったです。
お菓子のこだわりがすごい
拠点の復興報酬にお菓子があるのですが、どれもかなりこだわった一品です。実写なんですかね?説明文もしっかりとしています。
米粒までリアル。リヴァイアサンおにぎりか?
お菓子は収集アイテムでゲーム内で使えたりはしません。世代がおいしくいただきます。
和にこだわった世界観
かなり和にこだわっているゲームです。大神以来かな?
攻撃は舞踊をモチーフとしていますし、装備品は鍔ですし、手水舎で身を清めてバフをかけるなど和の要素がふんだんに盛り込まれて、和風好きにはたまりませんね。
もっとこうしてほしいと思ったところ
キャラクターが喋らない
喋らないこと自体は別に構わないのですが、拠点の村人と会話できるとよかったかなと。
村人自体には詳細画面でそれぞれの性格などが伺えるテキストがあるので、昔のモンハンみたいにその世界の言語(ごにょごにょ喋るやつ)で喋りながら字幕があると良かったなあと思いました。
村人と協力しながら進めるので、キャラ自体がもっと活きれば「村人=世代を護る駒」感がなくなったと思う。
祓ったときのエフェクトはもっと派手にしてほしかった
不気味さや舞技のエフェクトはキレイでよかったですが、祓ったときのエフェクトはもっと派手にしてもよかったんじゃないかなと思います。
これは完全に大神をやった人しかわかりませんが、花がぶわっと咲き乱れて穢れが吹き飛んでいく演出がよかったんですよね。それを今のグラフィックで見たかった…!
まとめ
以上、祇(くにつがみ)をプレイした感想でした。2周目もまだまだ楽しんできたいと思います。
2周目の攻略記事を順次公開しています。
それでは、また!
お知らせ
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